捕獲・マーキングするために、まず、アサギマダラについてよく知っておくことが重要です!

ここではマーキングに役立つ知識をさらっと勉強します★

 

最初に 時期 について。。。

アサギマダラは秋頃から南下、別の個体が春に北上します。

種子島に立ち寄るのは 10月~11月4月~5月 頃のようです。

 

まだ時期ではなかった!という皆様、

今アサギマダラちゃんはあなたに逢うため一生懸命海を渡っています。

もしくは未だ見ぬ海を夢見て必死に成長しています。

 

もう少し待ってあげて下さい。

 

いてもたってもいられないという方は鉄砲館で標本を観察しましょう。

アサギマダラを誘引する植物を育てるのもいいですね♫

 

植物については下記で説明します。

 

 

 

 

次に 場所 について。。。

 

アサギマダラは、時期になれば必ず出会えるものではありません。

アサギマダラの嗜好を理解し、ある程度捕獲出来そうな場所を絞っておくことが重要です。

 

アサギマダラは標高の高い場所を好みます。

しかし、低地であっても、アサギマダラの好む吸蜜植物があればほぼ確実にやってきます。

 

 

種子島では、4~5月にかけては  スイセンジナ金時草ハンダマともいう) 

スイセンジナ

 

 

10月~11月にかけては  ヒヨドリバナ  ツワブキ がそれにあたります。

   

  ヒヨドリバナ                     ツワブキ   

 

他にもアザミやセイタカワダチソウ、スナビキソウ、ビワの花にも訪れることがあるようです。

 

 

スイセンジナを吸蜜するアサギマダラ

 

アサギマダラのオスは、メスを引き寄せるフェロモン分泌に必要な成分(ピロリジジンアルカロイド:PA)を

摂取しなければならないため、PAが含まれる植物に強く誘引されるようです。

 

それに対してメスはPAを摂取する必要がないため、植物を選ぶことがなくあまり姿を見かけることはありません。

 

 

 

 

 

 

 

次はオスとメスの見分け方です。。。

 

 

アサギマダラの性別は、羽にある性標で簡単に見分けることができます。

 

 

 

 

先程の写真

の、この部分。

 

ここが黒いものがオスです!

 

メスはと言うと、こんな感じ。

何もありません。分かったかな?

 

 

 

鉄砲館の標本で見ると。。。

こんな感じです。

かなり色褪せてしまって分かりづらいかもしれません><;

 

 

 

マーキングを行う際、その場所や性別は大切な情報となります。

しっかり記録できるよう覚えておきましょう!!

 

 

 

アサギマダラについて、少しは分かっていただけたでしょうか(●^o^●)

 

 

さあ、次は捕獲ポイントを見極めるべし!です。

 

 

無料でホームページを作成しよう Webnode